私たちはこうして「原発大国」を選んだ - 増補版「核」論 (中公新書ラクレ 387)

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  • 中央公論新社 (2011年5月10日発売)
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アメリカは、1955年に濃縮ウランを提供し、将来の発電用原子炉についても援助することを打診してきた。当時、濃縮工場の建設するには莫大な予算が必要で、米ソ以外には難しかった。濃縮ウランを提供することによって、軽水炉技術の提供も可能になり、発電という国家の生命線を掌握できる。濃縮ウランは貸与の形で提供されるため、兵器への転用も抑え込めるというシナリオだった。

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感想投稿日 : 2016年2月4日
読了日 : 2016年2月4日
本棚登録日 : 2016年2月4日

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