子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2015年7月29日発売)
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感想 : 31
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最近の若者は、、、いったいどうなっているんだ、、、論は、
遥か昔から繰り返されてきたものですが、その結論は、だいたい「けしからん」です。
あまり建設的なやり取りとは、言えません。
人間の社会は万事、変化があって、その変化のど真ん中にいる若者と、
もう変化できない人達の差異と違和感が、若者論を作り上げる一つの要因だと思います。
この本の著者は臨床医の経験が豊富だけに、若者の心理的観察は、かなり上手です。
もちろん批判をしていますが肯定もしています。
温かいまなざしを向けているという表現が適切かもしれません。
珍しい建設的な若者論になっていると、個人的に思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年6月6日
読了日 : 2017年6月6日
本棚登録日 : 2017年6月6日

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