先に、勝田文さんのコミカライズを読んでいたのもあって、楽しめました。
海外文学は、文化の違いなども手伝って敷居が高く、なおかつ初見の作家さん(や翻訳家さん)は、言いまわしや文法などがしっくり来ないことも多々あるのですが、今回のジーヴズに関しては杞憂でした。勝田さんのお力も大きい。
ジーヴズ視点の「バーティ君の変心」は普段、バーティ視点では絶対に、断じて、知ることのできないジーヴズの内心を知ることができ得した気分です。わたしも悲しいかな、バーティ君寄りの人間なので。
脳みそをすべて預けられるようなジーヴズを、ぜひウチにも一人!
続刊も出ているようなので、そのうち読もうと思っています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年10月29日
- 読了日 : 2017年10月29日
- 本棚登録日 : 2017年10月24日
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