神去なあなあ日常

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本棚登録 : 5101
レビュー : 1023
著者 :
永遠ニ馨ルさん 小説   読み終わった 

やはり三浦しをんさんの作品はいいな。

映画化されたこともあり、まぁ、読んでみようかな、と手に取りました(図書館でちょっと予約待ちしたけれど)

高校卒業と同時に就職浪人になりそうだった勇気は、担任と両親のお膳立てにより、神去村での林業研修に身を投じる羽目になった。
携帯の電波は(山の上でしか)入らず、娯楽施設は皆無。
そんな過疎化の進む山間の小さな村で、勇気がであった数々の奇跡。
神隠しがあったり、神様の娘が見えたりして、少しファンタジーな感じもあるけれど、絶対的な自然の前ではこういうことも起こりうるかもなぁ、と思わせられる。
都会っ子の勇気が、どんどんと逞しく成長していく姿を追うのはとても楽しかった。
まつりでの疾走感は、まさにエンターテイメント!

林業に触れる機会などない。
自宅近くに、森林組合の事務所があるわたしですら、どんなことをするのか知らない。
衰退をたどる一次産業にスポットを当てたこの作品は、「知らしめる」という観点からもとてもいいものだと思う。

そのうち続編も読みたいな。

レビュー投稿日
2014年6月11日
読了日
2014年6月6日
本棚登録日
2014年5月16日
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