評論家・小林秀雄の妹さんが兄・小林秀雄について書いた書籍。
最初に手にしたのは高校生の時。小林秀雄の評論は、当時の入試問題によく取り上げられていました。難解…というイメージがはじめはありましたが、無駄なものがいっさいない、徹底して吟味された文章がとても好きでした。ここに書かれてあった藝術作品との出会い方は、以後のぼくの藝術や社会との接し方に大きな影響を与えました。
本書で小林秀雄の評論をより身近に感じて読めるようになった思いがあります。
今あらためて読み直しても、とても深い、文章です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月26日
- 読了日 : 2012年2月26日
- 本棚登録日 : 2012年2月26日
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