ドイツのギムナジウム(日本でいう小学上級~高校生にあたる生徒が在籍する九年制の学校)を舞台に、少年達の寮生活を描いた小説。
10代の少年達が未熟ながらも真剣に自分や周囲と向き合い、成長をしていく過程がユーモアを交え描かれており、心地よかった。
少年たちの成長物語を描く一方で、ギムナジウムの卒業生である「正義先生」や「禁煙さん」といった大人たちの交流や成長をも織り交ぜた構成も、テーマにより深みを与えていると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年9月30日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年9月30日
みんなの感想をみる