「長生き」が地球を滅ぼす ― 現代人の時間とエネルギー ―

著者 :
  • 阪急コミュニケーションズ (2006年1月20日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 10
5

本川 達雄の 「ゾウの時間ネズミの時間」から、この本も興味を持った。

本のタイトルが、過激!過ぎで どうしても読むのを後回しにしてしまい、全部読むのが遅くなった。

かなりの部分は、生物学の話で、内容は、すごく面白い。
生物のサイズとエネルギーと時間を関連付けて調べていくと、現代の人間だけが法則からはみ出しているようです。
そのうえ、生物としての役割が終わった中高年は、エネルギーを使うだけの存在。
  そんな〜〜〜 !!(>д<)ノ
誰もが迎えるおまけの人生、現代人が老いを生きるヒントも 書かれています。
時間の見方を変えれば、時間を自分でデザインできる!
 ♪ 「おまけの人生音頭」 ♪ に著者の願いがこもっています。 

本川 達雄先生を知ったのは、NHK教育テレビ「人間大学」、『生物のデザインというタイトルで12回連続講義』(1995年)をみたとき。
すごく楽しい先生で講義の内容もユニークで面白かった。もしかしたらそのテキストがまだあるかも(*^_^*)♪

2010/8/29  借りて読み始める。2011/3/2 やっと読み終える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然・人類
感想投稿日 : 2019年1月12日
読了日 : 2011年3月2日
本棚登録日 : 2019年1月12日

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