アメリカから<自由>が消える (扶桑社新書) (扶桑社新書 71)

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  • 扶桑社 (2010年3月30日発売)
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自由と民主主義を標榜する米国だが、戦時となると手段を選ばない。

9.11以降テロとの戦争中である同国は人権を侵害し、同国憲法違反の疑いの強い愛国法その他の戦時法を制定・適用してきた実情を批判的に記した本書だが、草の根の反政権運動を最後に描くことでバランスを取ろうとしている。

大統領就任前は戦時法を強く批判していたオバマ大統領が、政権取得後は擁護、強化する側に転向したのは、政権側でしか触れることのできない何らかの情報があるためか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年5月21日
読了日 : 2015年5月21日
本棚登録日 : 2015年5月17日

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