葉室作品読みまくり。ほんと好き。
歴史ファンタジーにはまった。日本の歴史。
今回は、キャラがとても立っているのは他の作品と同じなんだけど、なんといったらいいんだろう、アニメにできそう、というか。
ほしいキャラがぜったい居る、というか。
盗賊とか、刺客とか、お嬢とか、素朴なかわいい子とか、妖艶なお姉さんとか、ほら、もうなんかねらってる感じ?
はあったんだけど、それでもやっぱりいいね。
今回の主人公の、弱さが強さだ、っていうテーマ?が面白くて、実力隠してたけど実は強かったんですっていう流れで終わっちゃわなかったのが良かった。
渦巻く幕府の思惑、汚い政権争い、それに巻き込まれた庶民達。葉室作品では、それに真っ向からでないにしろ、あるにしろ、立ち向かう心意気のある人達がドラマを作っていく。
今回もミステリアスな宿屋の客人達、先行きの見えなさにつられて一気に一日で読んでしまった。
ぐいぐい読ませるストーリーのおもしろさ。そしてどこかで泣けてしまう、素朴な力強さに完全にはまっているようです^0^//
川あかり について語った人がまた良くて、暗くなってもきらきら残る川の表面の輝き、それが希望につながるんだと思うと泣けましたよね・・・・
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月11日
- 読了日 : 2014年5月11日
- 本棚登録日 : 2014年5月11日
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