戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点 (PHP新書)

3.92
  • (13)
  • (19)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 185
レビュー : 26
著者 :
アッシェンバッハさん    未設定

・戦後経済を総括、高橋洋一節全開で実に面白い。
・高度成長に通産省官僚の果たした役割は無い。敗戦後の有利な為替レートを梃子に民間企業の努力によるもの。つまり 有利な為替レート×技術力の向上→高度成長
・復興の最大の要因は朝鮮戦争特需。政策に非ず。
・国際金融のトリレンマ:「自由な資本移動」「固定為替相場」「独立した金融政策」 三者達成できないので、このうちの二者を選択。
・マンデルフレミング効果(1999年ノーベル経済学賞):固定相場制では財政政策を、変動相場制では 金融政策を取るべし。マクロ経済政策には、財政政策(徴税して公共投資)と金融政策しかない。
固定相場制とは、固定化するように激しく為替介入するもの。
・バブル時は土地や株の資産インフレであって物価上昇は加熱していない。資産インフレのみに手当すればいいものを、金融引き締めを行って失われたN十年を招来した日銀は無能。
・不良債権もインフレで解消していたのであり、
・経済に適度なバブルはつきもの。バブル時の対応策はあるので、恐れずにインフレターゲットを狙うべし。適度なインフレ=失業率低下
・リーマンショックで金融緩和(要はお金を刷る)すればばいいのに、日銀無策で一人負けの日本。

レビュー投稿日
2018年12月1日
本棚登録日
2018年12月1日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解...』のレビューをもっとみる

『戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点 (PHP新書)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする