御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵

著者 :
  • 講談社 (2015年8月20日発売)
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本棚登録 : 53
感想 : 12
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2014〜15年に「小説新潮」に掲載された連続8話の単行本化で、シリーズ14作目。

南町奉行所の伊賀守が20年勤続で500石取りになるまであと2年となって頑張ってしまうのだが、紋蔵の活躍が気に入らず逆恨みするのが通奏低音となっている。

「半次捕物控」シリーズの迷惑キャラ蟋小三郎がこちらにも登場して結構活躍するのがおかしい。

養子の文吉が、御家人株の後釜から大名の高禄の家臣の婿へと望まれたが、驚きの任侠の世界に転身。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2016年6月20日
読了日 : 2016年6月20日
本棚登録日 : 2016年6月20日

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