ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫

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本棚登録 : 71
レビュー : 20
著者 :
kokkomameさん 日本児童文学   読み終わった 

``昔々、あるところに、たいへん凶暴なお姫さまがおりました。プッツンしてキレると手がつけられなくなるので、「ラ・プッツン・エル」と呼ばれていました。城の者たちは姫を怖れ、とうとう塔に閉じ込めてしまったのです。``

高倉涼は自らをプッツン姫と呼び、親に反抗して暴力をふるい、物を壊し、マンション(塔)に引きこもる。このマンションの最上階は、涼の家の他は、老夫婦が住む2軒だけ。幼い時には仲が良かった父親(魔王)は、仕事で海外へ。気が弱く、父の言いなりだった母と弟も、近所には引越しだと言ってでて行く。姫の話を聞いてくれた肥満椙世(ひまんすぎよ・やさしき魔女)が、定期的に食料や日用品などを買って差し入れてくれる。
姫はマンションで一人。双眼鏡で街を眺めるうちに、一人の中学生(蓮見怜央・ジャック)が気になりはじめる。神経質で、いつも左手をポケットに入れて、小学生にもバカにされたりして・・・。
でも、ある時ジャックを助けてあげたことをきっかけに、ジャックも姫の事を知りたいと思う。
そして、それぞれに悩んでいた二人は、もっとお互いのことを知り、助けたいと思うようになっていく。


悩み多き中学生に読んで欲しい。
ラプンツェルを、ラ・プッツン・エルにするのは面白い!と思いましたが、キレることをプッツンした、という言い方はちょっと古いような。

レビュー投稿日
2014年11月9日
読了日
2014年11月8日
本棚登録日
2014年11月8日
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