あめだま

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本棚登録 : 56
レビュー : 9
著者 :
制作 : 保坂重政 
kokkomameさん 絵本   読み終わった 

新美南吉の お侍の登場する物語が2作収録。

「あめだま」渡し船に乗り合わせたお侍と、母子二人。子供らが一つだけのあめだまを取り合っていると、それまで居眠りをしていたお侍が、あめだまを出せと言う。母があめだまを渡すと、お侍は舟のへりにそれを乗せ、刀で割って、子供らに分けてやった。強面のお侍の優しさがいい。
「げたにばける」子タヌキが化ける練習をしている。が、なかなか上手くは化けられない。なぜか下駄に化けるのは上手いが、それをたまたま、鼻緒の切れたお侍が見つけて、タヌキの下駄を履いて行ってしまう。だが、もともと子タヌキ。歩いているうちに、尻尾がでてしまう。お侍は村の下駄屋に着くと、「や、ごくろうだったのう」と言って、子タヌキにおあしをあげたのだった。

そもそも、お侍は威張っていて、機嫌をそこねると殺されるほどに怖い事がある、という前提が・・・今の子どもたちにはそんなに分からないかも。
時代劇などを、もっとやらないと(見ないと)知り得ない道具や言葉や生活を、ちょっと説明するべし。

レビュー投稿日
2012年5月21日
読了日
-
本棚登録日
2012年5月20日
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