ウソがいっぱい

著者 :
  • くもん出版 (2006年4月1日発売)
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感想 : 7
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5年生のリュウは毎日ついウソをついて怒られる。ウソをついちゃいけないのは知ってるけど、ついちゃうウソはある。友達が下痢っていうの隠してあげるウソ、いじめっこのツヨシに殴られないようにつくウソとか。テストのことをごまかすウソとか。
大人はウソはダメっていうけど、お母さんだって、お父さんの大切なトロフィーを壊してごまかしてウソついた。それはいいウソだって言うけど、ホントかな?
サッカーを教えてくれるオカマのバブちゃんが「私なんて、男なのに女の格好して、全部がウソ!でも、自分にはウソついちゃいけない」と言う。
学校ではしゃべらない鈴木京子は、本当は兄弟思いで、家のなかのことやって頑張り屋の明るい女の子だなんで。学校にいる京子はウソ?
世の中、なんがホントでなにがウソなのか?

ウソひとつでも、深い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本児童文学
感想投稿日 : 2012年3月30日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年3月30日

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