多くの人を看取ってきた医師の言葉だけに、説得力、迫力がある。自身の無力感を率直に明かしているところにも、好感が持てた。こういう考え方(死生観というか死に際しての価値観)を多くの人が共有していれば、死の現場での対話ももっと深まるという気がする。
「ディグニティセラピー」のことがさらっと触れられていてなかなか効果を発揮しているようだが、日本人向けには多少のアレンジが必要なのではあるまいか。
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生前準備関連
- 感想投稿日 : 2016年2月16日
- 読了日 : 2016年2月16日
- 本棚登録日 : 2016年2月16日
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