百鬼夜翔蛇心の追走 (角川スニーカー文庫 52-20 シェアード・ワールド・ノベルズ)

  • KADOKAWA (2001年7月1日発売)
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本棚登録 : 37
感想 : 1

再読。

1話目、前シーズンの色が濃い作品。やはり新作妖怪よりも伝説に即して存在する妖怪の方が好み。洋大のキャラクターが好きになれないので邪魔しにしか感じられない。自分がラノベの読者層ではないのが原因なんだろうけど。この巻で一番好み。

2話目、ど直球恥かし青春もの。学校の七不思議に絡めてってのが面白かった。こうゆう男性が描く少女キャラの関係性は女性から見てどんな感じを受けるのだろうか?女性が描く少年に違和感をすごく感じるのでそれと同様に違和感しかないのだろうか?

3話目、欲張りすぎて風呂敷大きくなっちゃった感じ。途中から林檎、律子の存在が消えちゃったね。林檎は探した相手の結末聞いてからのリアクションすら描かれてもらってなかったね。林檎の友達の存在は単なるゲームのセッションでのNPCの役回りでしかない。ゲームなら良し、でも小説だと厳しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 妖怪
感想投稿日 : 2017年10月16日
読了日 : 2017年10月15日
本棚登録日 : 2017年10月15日

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