相手に正しく物事を伝えるために気をつけなければならないことが簡潔にまとめられている。構成や展開といったこの手の本では必ず書かれているものだけではなく、日本語特有の注意すべき点や著作権に関することにも触れている。また、文章をだれが読むのか、「ですます体」「である体」の切り替えといった忘れがちな点にも触れている。加えて英語での数の読み方にも触れている。読み方は口頭発表のポイントであり書き方の範疇からは外れるものの有用な情報である。文章そのものを書く技術の説明というよりも、書いた文章を見直すポイント集の側面が強い。しかしながら見逃しがちな点を指摘しているので有用性が高い1冊となっている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2012年11月25日
- 読了日 : 2012年11月25日
- 本棚登録日 : 2012年11月25日
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