デッドライン〈下〉 (角川文庫)

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感想 : 4
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このミスベスト10、2007年版10位。日系2世が主人公の冒険小説。前半は世界初のコンピューター開発に関するプロジェクトXのような話から、スパイ容疑がかかって逃走する展開へ。後半はさらに話がでかくなって、主人公が原子爆弾を開発中の情報を日本政府に伝えるために、米国本土から樺太経由で日本へ密入国して行く冒険がメインになって行く。米軍が総力をあげて追いかけるが、ギリギリでかわしていくところが、宮本武蔵や君の名をといったすれ違いドラマを彷彿させる。派手な銃撃戦やマイノリティに保護されながら冒険を続けていくのが、他の小説でも見たことあるような感じがして少し飽きてくる。大味で雑な表現が若干気になるが、史実にもとづいた展開は結構ドキドキするし、物語の面白さではまあ及第点。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年6月17日
読了日 : 2015年6月17日
本棚登録日 : 2015年6月5日

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