美少年М (講談社タイガ)

  • 講談社 (2018年10月24日発売)
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感想 : 34
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私立アーチェリー女学院への潜入捜査を最後のミッションとして瞳島眉美は単身のりこむ。
古き良き時代の大和撫子を目指す創立理念に反発し、全生徒が男装するという状態になっていた。
生徒会の一員として同室の七夕七星とともにしきたりに追われ寮生活を過ごす。
M計画=美術館計画で、加賀谷会長のヌード展示を阻止しようと視覚に頼らないアートを提案することになった。
脳内探偵団会議を経て案をひねりだし、なんとか任務を全うして探偵事務所へ帰還すると、そこは普通の姿になった美術室があった。
七夕七星の本名は美作まさか、胎教委員会の委員長の美作美作と関係があると思われ。
短編「審美試験」 眉美が殺されて犯人を当てるゲームをやる探偵団。いつものごとく眉美はみんなの推理をおかしを食べながら聞く。
短編「札槻嘘の禁じられた遊び」 超小型の音響殺りく兵器を届けたトゥエンティーズの麗は、嘘(ライ)に、美術館に展示されているすべての絵画を一夜で贋作とすり替えるという謎を解くよう依頼する。嘘は兵器を近々失明する予定のクズに使うつもりと言う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラノベ
感想投稿日 : 2018年11月23日
読了日 : 2018年11月23日
本棚登録日 : 2018年11月19日

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