チップス先生、さようなら (新潮文庫)

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本棚登録 : 92
レビュー : 17
制作 : James Hilton  白石 朗 
日曜日さん 小説   読み終わった 

で、こう言うことになる、と。

「こう言うこと」とは、先般突然この
『チップス先生』が読みたくなり、
あるはずの本棚を探したけれど無くなっていて、
俄かに焦り、図書館への取り寄せをしつつ、
行きつけのBBの本屋さんでこちらの新訳を買い、
あっという間にどちらも読んだ、と言う事。

こんなに素晴らしい小説を
今まで読まずにのうのうと生きてきたと言うのは
大変に恥ずべきこととお詫びしつつ、
今回、こちらの新訳の素晴らしさを褒めたたえたい所存。

原作の時代の風合いを損なわず、
会話の言葉使いも、描写も自然でわかりやすかった。

何せ、旧訳を読んだ三日後くらいに読んでるから
容易く比べることが出来るの。

大体、私は新訳って言うと疑いのまなこをむけて、
読んでみて、「やっぱり…」と
旧訳に軍配を上げることが多いのだけれど、

でも考えてみると、それは旧訳を何度も読んで
気に入っているからかも知れない。

今回は旧訳も一回しか読んでいないので
思い入れが無いからかも。

また、新旧の違いとしては新しい方には
注釈が一つも無いってこと。

これは日本も国際化が進んで、
外国の文化もよくわかってきたと言う証拠かな?と思った。

とは言え、旧訳の注釈は訳者さんが面白がって付けているようなのも
チラホラあったけれど。

先生って勉強とか何かを教えてもらったりすると言う以上に
「出会い」なんだな、と思い至った次第です。

レビュー投稿日
2017年1月22日
読了日
2017年1月22日
本棚登録日
2017年1月13日
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