農場の少年―インガルス一家の物語〈5〉 (福音館文庫 物語)

  • 福音館書店 (2003年4月15日発売)
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感想 : 33

久しぶりに読み返しました。

福音館のシリーズを
持ち運びしやすいように
文庫で買い直しております。

持っている単行本の方は、本好きに成長しつつある、
姪っ子へあげるんです。

大好きな『大草原の小さな家』シリーズ、
出会いはもちろん小学生の時、
本の前にやっぱりテレビシリーズの
面白さに夢中になり、
(土曜日、午前中で学校が終わって
帰ると、やっぱり土曜日は早く仕事が終わってか
休みだったかで家にいた父親が『大草原…』の
ドラマを観ていた思い出が…
昔は土曜日も学校も会社もあったのよね…)

私が成長するにつれ、
シリーズの中でも好きな巻は変わっていくけれど、
この「農場の少年」はあまり読み返さない
私の中では一貫して「人気の無い」巻。(ごめんね)

小学校の時も「ローラが出ないんだ」
と思って、読まず、
他の巻は読み返しても、こちらは読まず、
結構後になってやっと読んだ。

小学校の図書室でも
この巻だけちょっと綺麗だった気がする。
他でも人気が無いんだね。
(そんなこと言ってごめんね)

初めて読んだ時「アルマンゾの家って裕福なんだ」と
ローラの家と比べて驚いた。

今回も、
出てくるおかずの豪華さに憧れ、
着ている服や靴の素敵さに圧倒され、
アルマンゾのお父さんが銀行にたくさん貯金がある、
と言うので尊敬し…。

やっぱりローラが実体験ではなく
聞いた話を書いているからか、
ところどころ「面白かった」と言うエピソードが弱くて
物足りない部分もあるし、

イナゴの大群もこなければ、猛吹雪も無く、
突然住居を追われることも無いから、
ひたすら平安で幸福な少年時代の
様な気がしてしまうけれど、

ローラの将来の伴侶の幼き日のことは
ファンならば押さえておかなければならない。
(ついでに将来ちょっと色々ある、
アルマンゾのお姉さんイライザ・ジェインについても!)

スターライトと言う名の馬が出てくれば
「ああ、その話、ローラとそりに乗っているときしていたね」と嬉しくなる。

今回もまたハラハラドキドキした、
開拓地から学校にやってくる荒くれ者たちを
優しい男の先生がどう対処するか、
(荒くれ者だけれど、一応生徒として来ちゃうの!)

まだ未読の方の楽しみの為に内緒にするけれど、
登場するのは15フィートもある、
牛に使うブラックスネーク鞭!!
(全然内緒にしていない気も…)

ブラックスネークまでかっこいいんだから、
鞭も英語でも良いな、とは思ったけれど、

この章がすごすぎて、
そんな事はどこか遠くへ消しとばされてしまう。

会社の行きの電車で二回よんで、
帰りももう一回読んだくらいよ。
(コアーズ先生、良かったなあ!)
挿絵がね、もう、すごいんだから。

さて、アルマンゾはまだ九歳なのに
牛を使って丸太を運ぶ手伝いをしたり、
豚を育てたり、

インガルス一家もそうだけど、
子供とは言え家族の一員として、
助けになるほど働いて、本当に感心なんだ!

私のその頃なんて、
確かゴム段に命がけで、
母上に「ゴム段に向いたゴムくれ、ゴムくれ」
と言って嫌がられていた時期だよ!
(隔世の感あり)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波少年文庫
感想投稿日 : 2016年2月11日
読了日 : 2016年2月11日
本棚登録日 : 2016年2月11日

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