晩年の子供 (講談社文庫)

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本棚登録 : 1690
レビュー : 179
著者 :
komoroさん  未設定  読み終わった 

なんと評価したらよいか。
いろんな場面で衝撃的な小説。
少女から見た男と女の世界、死に対する思い、客観的に見る自分。
その時代の少女時代の山田詠美の感性は、通常の人の何十倍も研ぎ澄まされていた。
普通では見過し忘れていくものまでもが記憶されていた。
全ての短編が心に残るが、「花火」は、特に記憶に残る物語。
二十八で人を本当に愛し、終わりがこないように演技する、女としての能力(感性)。女性の謎。

男と女、恋、愛、性について山田詠美は書き手として表現している。
読んでいて飽きない。
山田詠美、もっと読んでみたい。

レビュー投稿日
2014年8月21日
読了日
2014年8月21日
本棚登録日
2014年8月20日
2
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『晩年の子供 (講談社文庫)』のレビューへのコメント

9nanokaさん (2014年8月23日)

素敵なレビューですね。女性と男性は全然違うんだなあと感じました。
女性が自然と身につけていくようなこと、しかし少女時代には身につけると思いもしなかったようなことを手に入れる瞬間を描いている感じがします。なので女性からするとちょっと痛くて気まずい感じです。
読んでくださりありがとうございました(^^)

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