非常に興味深い本でした。
何気なく人の肩に触れたり、握手したり、ハグしたりすることや、面と向かって誰かと会って話した時の「物理的な実感」をもっと大事にしたいと思えるようになりました。

ーーーーーーーーーー
・・・私たちが当たり前の自然な感覚だと思っているものは、すでに技術によって拡張された後の感覚なのかもしれません。・・・例えば精製された砂糖の甘さなどの例などを見ても、私たちは一昔前だったら考えられないほど、感覚が拡張された世界に生きている

「触覚とは、やはりどこかで、私たちを他者と隔てながらも私たちを守り慰める、最後の一線になっているように思います」

人間が深く自分の存在を確かめたい時に、触覚が大事にな流のではないだろうか・・・「触れる」ことが、完全に心の接触となっているから、我々も心を動かされるのだ。

触れることで現れる、情動的な現実感。

様々な情報科技術が発展し、ものと情報の垣根がなくなろうとしている21世紀、これから必要とされているのは、触感を伴った体験だと思います。
ーーーーーーーーーー

2017年5月10日

読書状況 読み終わった [2017年5月10日]

秀逸なサブタイトルに無性に惹かれて購入しました。
痛みと快感が一体・・・みたいな話はSMか!って思いました。「痛み」が注目するに値する、無視してはいけない出来事であるということに納得しました。

深夜のカップラーメンのような低レベルの快楽に身をやつすことなく私も高度な快感回路を身につけたいと思いました。例えば勉強するだけで快を感じるみたいなそういう人。はい。一生なれない気がします。

ーーーーーーーーーーーー
が、慈善活動をしたり、税金を納めたり、未来の出来事について情報を得たりといった行動はみな、ヘロインやオーガズムや脂肪たっぷりの食品に喜ぶ快感回路と同じ神経回路を活性化することが、脳の画像研究からわかっている

私たちが生き続け、子孫を残すためには、食べたり飲んだりセックスをしたりといった経験を、快い(報いられる)ものと感じる必要がある。

。快感が私たちにとってこれほど力を持つのは、快感回路と脳の他の部分との相互連絡によって、記憶や連想や感情や社会的意味や光景や音や匂いで飾り立てられているからだ。

「自然は人間を二つの独立した支配者の元に置いた。痛みと快感だ。人間のあらゆる行為、あらゆる発言、あらゆる思考はこの2つに支配されている」

「快は確かに人間の心の働きの指針となり、美徳へも悪徳へも導いてくれる。痛みも同じだ。しかし、痛みと快は一本の棒の両端ではない。快の反対は痛みではないのだ。愛の反対が憎しみではなく無関心であるのと同様、快の反対は痛みではなく倦怠、つまり感覚と経験への興味の欠如なのである」

快感 も、 痛み も、 共に サリエンス( 顕現 性) を 示す という こと に なる。 つまり、 それ は 潜在的 に 重要 な 経験 で あっ て、 注意 を 向ける に 値する と いう こと だ。 情動 とは サリエンス の 通貨 で ある。 多幸 感 や 愛 の よう な ポジティブ な 情動 も、 恐怖 や 怒り や 嫌悪 の よう な ネガティブ な 感情 も、 どちら も、 それ は 無視 し ては なら ない 出来事 だ という こと を 告げる もの なの だ。

想像 し にくい のは、 どう すれ ば 回路 を 微調整 し て、 新た な 色合い を 持つ 微妙 な 快感 を 紡ぎ 出し たり、 快感 を 組み合わせ たり できる か だ。

のは、 悪徳 で あろ う と 美徳 で あろ う と、 人 を 反復 的 行動 に 駆りたてる のは、 神経 学的 に 同じ 快感 だ という こと で ある。 この 意味 で、 快感 は 人 の 行動 を 導く 羅針盤( コンパス) だ と 言える。

もう 一つ の 結論 は、 依存症 とは、 人間 が 持つ ある 能力 の 裏返し だ という こと で ある。 その 能力 とは、 何 でも 望み の 対象 を( 生存 や 繁殖 の 必要 性 とは 無関係 に) 快感 刺激 に し て しまえ る 柔軟性 で ある。 この 柔軟 な 能力 も 依存症 も、 共に、 脳 の ニューロン の ある 種 の 物理的・構造 的 変化 を 基盤 に し て いる。

ーーーーーーーーーーーー

2017年4月22日

読書状況 読み終わった [2017年4月22日]

海猫沢めろん先生が推奨していたので読みました。理想に燃える、強くて明るいヒロインが、困難を乗り越えて進んでいく様子が読んでいて小気味良かった。筋書きが面白くてあっという間に読み終えてしまいました。

それにしても、腕は良いけどコミュ障、っていうguysには、萌える!!めっちゃ愛でたい!
私もエンジニアの転職支援サイトのコンサルとかやってみたい。

2017年4月25日

読書状況 読み終わった [2017年4月25日]
カテゴリ SiFi

結婚してまだ数年の私にはまだ早い読み物だったかもしれません。なのについ読みいって激しく心を揺さぶられてしまいました。

結論としては、まだ知らなくていい世界だな、と思いました。何事も備えは大切だけれど、その時を迎えてから考えればいいこともたくさんある。だから私はこの本に書かれていたことを忘れることにします。

2017年4月23日

読書状況 読み終わった [2017年4月23日]

NYを拠点にビジネスを成功させたフランス人女性CEOによる女性の働き方についての指南書。

昨今、雨後の筍のように現れては書店を賑わせてるフランス女性の生き方本が軟弱に見えるほどの骨太な内容でした。

若いうちに勝ち組の名の知れた企業に就職しろ・・・とか、私はそれを失敗した人間なので、ちょっと心をえぐられてしまったが・・・^^;

好きな男性のためにアメリカへ移住した、っていうくだりは私と重なった。それを自分のキャリアアップにもつなげた著者はすごい。まさに自分のした選択を正しいものにしていった。

つい自分の感じたことをペラペラと話してしまう自分の癖があるので、そこは気をつけようと思いました。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

「もちろん、あまりにも無謀なリスクを避けることは賢明な決断である。しかし、そうした決断は恐怖からではなく、知性によってくだされるべきだ」

「言っておくが、関係がなくなり連絡を絶ったと思った人々が、長年のうちには何度も人生に再登場してくるものなのだ」

「(NYに引っ越して・・・)フランス語を教えることにした。・・・恋しくてならないフランスの国旗をずっと振っていたいと思ったからでもある」

「女性は自分の感情について話すことに、男性に比べてさほど気まずさを感じないが、ビジネスの場面で饒舌になることは場違いだし、会話が続かなくなってしまう。そのことには気をつけよう」

「男性は誰かの噂をすることにあまり興味を持っていないことを発見した」

「夫とは・・・様々な経験を共有してきた・・・私の中に根付いている信念が彼に由来するものなのか、もともと自分のものなのか、曖昧になっている」

2017年4月3日

読書状況 読み終わった [2017年4月3日]
カテゴリ ライフスタイル

今をときめくブロガー・作家である著者による、気になる言葉、感激した言葉などについてつづったエッセイ。

はあちゅうさん。同じ年。
俗っぽいなあ、ミーハーだなあ、なんて心の中で少し邪険にしつつ、実は羨ましくて、気になってしまう存在。。。

彼女の世界は食べ物とかファッションとか友情とか恋愛とかキャリアとか、都会に住む女の子の、なんてことはない等身大の出来事で構成されていて、その日々で起きたことを感じるままに言葉へと当てはめていく彼女の感受性それ自体がコンテンツになる。平凡な世界が非凡に変わっていくのは才能以外の何物でもないと思います。
彼女の目から見る今の東京。その時代感がすごいというか。すごい今っぽさ。
いわゆる、時代と寝てる女、な感じがします。

ここまで感じたことをさらけ出せるのがすごいと思いました。私も美容とかコスメとかファッションとか本当は好きだけど好きって言えなくて。凡庸な人間だと思われたくなくて。だからはあちゅうがいろんなコスメとかの話ししているの読むとスッキリするんだ。

私も日記をつけたくなった。

2017年4月3日

読書状況 読み終わった [2017年4月3日]

Amazonのレビューが良さげなのでつい購入してしまいました。
前世の記憶を持ったまま何度も何度も、色々な時代の違う人間の人生を永遠に生きる人々「カーラチャクラ」のお話。
タイムループしている人がたくさんいて、「クロノス・クラブ」という秘密結社をいろんな時代ごとに組織し、その人々同士で未来の歴史が共有されている、という設定。彼らの掟は「(わかっていても)歴史を変えてはならない」。しかし、世界が終わるという未来からのメッセージとともに、その未来を改変しようとする者が現れ、主人公のハリーはその15回目の人生で、彼と対峙することになるー。

よくよく考えると、未来に何が起こるかわかっているのに何もしない、というのは、なかなかできないことなんじゃないかと思うし、必ず行きたい未来に転生できるっていう設定も微妙に怪しい気がする。
しかしながら、永遠に生きる、多くを知りすぎた人々の諦念や老年の境地・・・そういう機微が細部まで伝わってくる、読ませる抑制のとれた文章で、大長編でしたがあっという間に読み終わってしまいました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「どんな傷も時が癒してくれる。しばらくすると、ある種のバランス感覚が身につくの。果てしない生死のループを通して物事を見るうちに、あんなのは侮辱のうちに入らないし、あの恋は幻だったと思えるようになる。…」

「たまに…”偉大”な男や怒れる男、何度も叩きのめされた挙句、立ち上がって反撃するしかなくなった人たちが世界を変えようとする。」

「…若い彼らの熱意は幼く、未来への希望は浅はかで、恐ろしいほど無知だった…無知の中に、無垢は存在するのだろうか…」

2017年2月26日

読書状況 読み終わった [2017年2月26日]
カテゴリ SiFi

貝を収集して暮らす、老いた学者の話。
かつて厳しい自然のなかでともに暮らした妻と再会する話。
生き別れていた姉がサーカス劇団で働いていた話。

登場人物たちの心までは深く踏み込んでは描かれないけれど、その代わり、1冊を通して、自然の豊かさと厳しさ、それに翻弄される人間・家族の姿を、丁寧な筆致で描いています。
筆者への自然への深い尊敬が感じられました。

ーーーーーーーーーーー

「二人とも自分ではどうすることもできない力にとらわれて生きていた・・・11月の風、地球の自転。」

「力は弱さの中心に隠れていること、果てしなく深い穴の底に押し込まれていることを彼女は学びつつあった」

「夢と覚醒、生者と死者は、ごく細い線で隔てられているだけ・・・」

「美と喪失は同じものであり、それが世界を秩序づけていると妻はいった」

「男は何から何まで違っており、謎めいた底なしの魅力があった。彼女は彼の外見の下に深く隠された何かを見抜いたにちがいない。他の僕らには、そこまで鋭く感じられない何かを」

「・・・ささやかでも幸せになれることを探し続けた。なぜなら彼らはアメリカ人であり、そのように教えられて育ったからだ」

「秩序、運、定め。自分が今ここにいる理由など、何の関係があるだろう。星はその星座で燃える。海の中では無数の生命が一刻一刻を生きている」

「母さんの菜園はもっと・・・秩序があった」

「彼の中には、もはや門はなく、もはや仕切りはない。これまでの人生で行ったことすべてが、体内で一つの水たまりになり、鈍く揺れてへりに打ち付けているように感じる」

「あの日、道で目撃した彼女の野性が、どんなに彼を興奮させ、どんなに怖れさせたか、それを言葉にすることはできなかった」

「だが、長く過ごすに連れて、彼女は博物館に苛立ちを感じるようになった。そこには成長しているものも、生きているものもなかった」

「すでに彼は違う人間になっていた・・・発情した雄鹿のよう二、荒い息を吐き、沸き立つ生命に震えていた男ではなかった」

「あの平原を繰り返し疾走し、生きる術を永遠に若い世代に伝えてきた動物にとって、100年など一瞬に過ぎないではないか」

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 海外文学

仕事でお会いしたことがあったので、拝読。

老いた小説家の思い出話に付き合わされる若手ライター。彼が話し始めた、昔の恋人にまつわるファンタジックなお話でした。

私にはロマンチックすぎてついていけなかった。

2017年4月3日

読書状況 読み終わった [2017年4月3日]
カテゴリ ほん

何度か、仕事がらみの打ち合わせでお会いしたことがあり、読みました。彼のツイッターのつぶやきのまま、アイデアと好奇心、それを表現する語彙力に満ち溢れた素敵な方で、助言をたくさんいただきました。
私のことは、もちろん向こうは覚えていないと思うけど。

著者が若い頃合格を目指していた司法試験の勉強中、勉強に集中できない、という下りで、
「基本を学ぶには、適したタイミングがある。僕は謙虚な気持ちになれず、そのタイミングを失ったのかもしれなかった」
という一文があり、確かにそうだよな、と思いました。大人になってしまったら、響かないモノってあるし。その代わり大人になって楽しめるものも増えるわけだけど・・・。

2017年1月28日

読書状況 読み終わった [2017年1月28日]

両足義足のスプリンターで、ロンドンオリンピック等で活躍し「ブレード・ランナー」との異名を持つオスカー・ピストリウス自伝の翻訳物。

義足アスリートである彼が健常者と同じ場所で戦うことが公平か不公平かについての議論は、考えていて本当に興味がつきないトピックだと思いました。
彼の主張、義足で走ることが自然なことであり、障害者スポーツとかパラリンピックという枠に押し込められることこそが差別なのだというのは、もっともだと思います。
でも、義足そのもののテクノロジー面での性能は今後、加速度的に進化していくだろうから、そうするとやっぱり義足は不公平になるんじゃないかなあというのが、個人的には思うところでありました。

そしてなぜこんな、自伝を読む限りでは人格的にも優れ多くの人に愛されている(ように見える)アスリートが殺人をおかしてしまったのか・・・。その事実がこの本に多少のうそくささを与えてしまっている。

2017年1月26日

読書状況 読み終わった [2017年1月26日]

事故で片足を失いパラリンピックで活躍したアスリート・中西麻耶選手の記録。
意志が強く、太陽のように明るい中西選手だからこそ、周囲と衝突してしまう。エピソードの数々に、彼女が義足選手であることを忘れてしまいました。挫折、苦悩と葛藤、ライバルの存在、運命の出会い、決戦の舞台、そして衝撃の秘密。読ませます。まさに事実は小説より奇なり。

月並みな言い方ですが、久々に涙腺崩壊しました。泣ける本でした。

2017年1月16日

読書状況 読み終わった [2017年1月16日]

モノのデザインと機能の関係性とか、モノを使う人と作る人の関係性とか、ものづくりの話で本質中の本質みたいな話ばかりが次々と出てきて、とにかく、圧倒されてしまいました。久しぶりにこんな骨太ノンフィクションが読めてよかった。Amazonでレビューが1件もないのはあまり売れてないから・・・?

2017年1月15日

読書状況 読み終わった [2017年1月15日]

finalventさんのブログで紹介されており、何でこんな本に興味を持ったんだろう?って気になって、ついkindleで飛行機の中で読みました。
finalventさんが本書を読んで、自分にとって知らない世界がまだまだあるもんだ、との感想を述べられてました(なんか、かわいい)
買い物好きの私にとっては、本書の世界はまさに私のいるこっちの世界って感じ。高いパンプスの裏張りの不条理とかまさに、それな!って感じ。

後半は飽きたので飛ばし読みでした。
買うほどではなかったかな。という感じ。

2017年1月9日

読書状況 読み終わった [2017年1月9日]

小中学生向けノンフィクションとは知らず、kindleで買いました。kindleはこういうところをうっかりわからないまま買ってしまうのが困ります。

内容はとても素敵なものでした。
登場人物の一人の男の子が、骨肉腫で足を切断する前日、足裏の感覚を覚えていてほしいと、両親が彼を浜辺に連れて行き、はだしで遊ばせるシーンが印象的でした。水の冷たさ、波に連れて行かれる砂、その官能は彼の人生で、どんなふうに残るのだろう?

2017年1月9日

読書状況 読み終わった [2017年1月9日]

こちらの映画を、飛行機の中で見ました。

周囲がドン引きの音痴でも、楽しく歌を歌うことが趣味の天真爛漫な資産家の女性フローレンスと、彼女に惹かれて、かいがいしく面倒を見る愛人のヒューグラント。そんな才能ゼロの彼女が金にモノをいわせてレコードデビュー、コンサートを開くことになるのだが、はたして無事に成功するのか...という実話を基にしたお話です。

確かに音痴なのだけど、ラストシーン、あまりに楽しく歌う彼女の姿を見て、観客の表情は嘲笑の笑顔ではなく、感動の笑顔に変化していきます。この瞬間に説得力がないとこの映画は成功しないと思うのですが、そのメリル・ストリープの演技・・・すごかったです。

才能うんぬんより好きな気持ちが大切なのだって明るく思える映画でした。

そして安定のヒューグラント、いつもの駄目男って感じでした。

2017年1月4日

読書状況 聴き終わった [2017年1月4日]
カテゴリ eiga

飛行機の中で見ました。
主人公と同世代ということもあり、すっかり感情移入して鑑賞しました。確かに私自身30を越えたからわかる内容です。
セックス・アンド・ザ・シティーのほうがどちらかというと好きかもしれないけど。
切実で辛いから、笑いたくなるんだよなあ。

2017年1月4日

読書状況 観終わった [2017年1月4日]
カテゴリ eiga

中盤まで何かのレポートを読んでいるみたいで、いまいち引き込まれず、読了できませんでした。レビューだとその先がおもしろいらしいのだけれど。

読書状況 いま読んでる

著者のファンです。
すでに著者の過去の著作やネット上の読み物などで聞いたことある話が多くて、同じ芸風だし、あまり新しさはありませんでした。

2017年1月3日

読書状況 読み終わった [2017年1月3日]

著者が引きこもりになったきっかけとなった中学時代のエピソードに登場する子どもらしい悪意のいやらしさ。私も記憶にある。読んでいて、思い出して、胃がキリキリした。子どもって残酷。

私もかつては優等生だったし、引きこもり状態になったこともある。私も、子ども時代の全能感と比較したら、大人時代になってからのほうが、ちっともうまくいってない。だから、ここまで弱さをさらけだせる著者の強さがすごいなと思った。

賢い子特有の、感じやすさ、神経質さ、潔癖さみたいなもの。それがネガティブに現れてしまうこともあるけど、ポジティブにはたらくことだっていっぱいあるんだよ・・・なんて人はかんたんにいうけど、この本を読むと、そう前向きになることにためらいを感じるようにる。ありのまま繊細でいるってこういうことなんでしょって。つらいことをよけきれなくて。

と感傷的になってしまいましたが、おもわずそうさせてしまう一冊でした。

2015年7月7日

読書状況 読み終わった [2015年7月7日]

著者の半生を綴った、というか黒歴史まで一切をさらけだしたエッセイ。自分が女性として生まれた理由とか、女性であるとはどういうことか、とか、私はじめ普通の人はここまで徹底的に考えたことないです。そこまで考える?もういいんじゃない?ってぐらい考えてる。重いです。でも、思わず爆笑してしまう箇所がたくさんありました。つらいことも面白いことも気づいてしまう人。

2016年12月1日

読書状況 読み終わった [2016年12月1日]
カテゴリ 文化系女子

タレント・エッセイストの小島慶子さんが家族四人でオーストラリアに移住し、日豪往復生活をつづったエッセイ。

小島慶子さんは好きなんだけどいかにもパワフルで闘う女という感じで、なんとなく苦手、かもしれない。

「女なのに家事も育児も完璧じゃないなんて、と非難する男。それは私が勝手に作りあげた人物像なのに、その声に振り回されてしまうのです。自分を全肯定してはいけないという思い込みから自由になれませんでした」

この一文、私もとても共感したところですが、このように、作り上げた人物像と闘っている、つまり、思い込みが激しい、ような感じがするからかもしれません。実際は、すぐ、その思い込みを否定し立ち戻る、賢い小島慶子さんなのですけど。

強い女って思い込みが強い女、っていうイメージが私にはあります。
勝手に敵を作り出して、そのうえ頭がいいばかりに、想像力でいろいろ補強してしまうというか・・・
それをまた、インターネットは女叩きのネタにする、というか。

2016年12月29日

読書状況 読み終わった [2016年12月29日]
カテゴリ ライフスタイル

とっても有名な本。初めて知ったのは確か福岡先生の本で言及されていたから、なきがする。
自己と非自己を区別し、個体のアイデンティティを決定するのは、免疫である。脳じゃなくて免疫だとは!でまずびっくり。でも私の単純な文系アタマだと「自己と非自己」とか「自己に寛容」とかいうキーワードのひとつひとつを文系的に受け止めてしまって、著者が語りたいことと自分の理解がどんどん乖離していっていく自分に気づく。
内容は、とっても難しくて、とくに中盤はほとんど理解できなかった。

ツイートする