食欲的映画生活術

著者 :
  • 早川書房 (1992年10月1日発売)
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本棚登録 : 6
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前回レビューした「映画とたべもの」の同じ連載の古いものをまとめたものなので、基本的な感想は同じ。やはり踏み込みが足りない感じ。あとがきに本人が書いているとおり「おいしいものを求めるということに対してそれほど情熱を注ぎこめない性格なのだ」なんでしょう。もちろん映画にでてくる食べ物には関心があるからいいのですが、食べ物に関する関心が低いのか「あれはなんだろう?」と疑問を投げかけておいて、解決しない(もしくは「不思議だ」でまとめる)回も多く、なんだか消化不良なことも多い。このエッセイの方向性からして、外国の食べ物で、映画の中で初めて見る食べ物ほど、興味ぶかいものはないと思うのだけど、「どんな味なんでしょうね」「きっとおいしいとおもうのです」では、ちょっとさみしい。また途中に入るコラムはちょっと前回の本とかぶっていることが多く残念。
ただ、年代が古い分、名作として浸透した映画も多いので、レンタルビデオを借りに行くガイドにはもってこい。また著者が実際にいったNYのレストランの話など、「おいしそう」だけではない回はなかなか面白い。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: MOVIE DINNER
感想投稿日 : 2005年2月23日
本棚登録日 : 2005年2月23日

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