祝、手塚治虫短編賞。1巻から引き続き、人間社会で働くロボットを通して人間のあり様を描いていく。もとは「新・自虐の詩 ロボット小雪」から続く流れだが、当時は社会制度への視点が強かったのに対して、より個人単位の視点へと回帰している。業田良家の作品は、荒唐無稽であればあるほど核心に迫る鋭さをもつわけだが、それはこの作品でも変わらない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2013年9月14日
- 読了日 : 2013年9月14日
- 本棚登録日 : 2013年9月14日
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