もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)

  • 光文社 (2011年10月14日発売)
3.40
  • (0)
  • (7)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 6
3

科学的でないにもかかわらず科学を装う、いわゆる"ニセ科学"に関する問題を整理したもの。
ニセ科学なんてのは笑い飛ばしてるくらいがちょうどいいと思うのだけど、それが政治や教育にまで浸透し社会に影響を与え出すのなら、さすがにそれはまずい。
実際、一流大学を出て有名企業でそれなりのポジションについてるような人であっても、義務教育レベルで眉唾とわかるニセ科学に嵌ってる姿はしばしば見受けられるわけで(Facebookとかでもよく見るよね)。そうなると、それはもう個々人の知識の有無の問題ではない。
ニセ科学に対して我々はあるいは科学はどう対応すればいいのか、というのはけっこう難しい話だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2017年8月18日
読了日 : 2017年8月18日
本棚登録日 : 2017年8月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする