戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (1987年2月10日発売)
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感想 : 1

近藤紘一氏の書籍は「サイゴンから来た妻と娘」以来です(ハノイでのプロジェクト参画前に読んでおり、コロナとなり出張中止)。

私がカンボジアを初めて訪れたのは1995年頃でした。当時小学5年生だった私はヒマラヤ好きのお祖父さんに、幼いながらもアンコール遺跡群に連れていって頂き、初めての海外、そして初めて目にする同い年の物乞いになんとも言えない気持ちにもなったことを覚えています。わずかな記憶ですが、観光用道路のすぐそばは地雷源だとガイドの方が言っていた記憶があります。

そして二回目は2019年末、コロナがまだ蔓延する直前に、ベトナムのダナン経由で改めてシェムリアップにていわゆる観光ですが3日間ほど妻と滞在しました。地雷博物館等も訪れましたが、当然、繁華街化したパブ通りやマーケットを歩くと内藤泰子さんが経験されたクメールルージュの悲劇の面影はありませんが。

都市部の人間を農村部で大規模農業従事は、まさに中国共産党のGreat Leap Forwardを彷彿とさせ、ベトナムとカンボジアの関係でしが、大まか以下の流れを理解できました。

・フランスのインドシナ支配からの撤退
・北ベトナムへのロシア支援
・南ベトナムへのアメリカ介入からのベトナム戦争
・1975年サイゴン陥落(これは、カブールの米軍撤退を彷彿させますが)
とともに
・カンボジアでもアメリア撤退でポルポト政権樹立
・1978年ベトナム軍の侵攻によるクメールルージュ敗走

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感想投稿日 : 2021年8月29日
本棚登録日 : 2021年8月29日

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