歌行燈 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店 (2017年6月17日発売)
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本棚登録 : 140
感想 : 10
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 泉鏡花は『外科室』を読んで甚く加盟を受けて以来。
 これは読み辛さが気になってしまった。最後の源次郎と喜多八が謡うシーンとその後に予想される展開はぐっとくるものがあるし、芸へのこだわりは素敵なんだけど、その芸の中身はよく分からんかった。ストーリーよりも雰囲気、な話だと思うので、これは致命的。私のこの時代や能楽に関する教養がないのが悪いんだけど、それでも正直メ本当にチャクチャ読み辛い。
 映像で観てみようかと思ったけど、流石に動画配信サイトでは対象になっていないみたいだ。うむむ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の作家 あ行
感想投稿日 : 2019年2月20日
読了日 : 2018年10月29日
本棚登録日 : 2018年12月23日

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