震災前後――2000年以降 (ひとびとの精神史 第9巻)

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レビュー : 1
制作 : 栗原彬  テッサ・モーリス‐スズキ  苅谷剛彦  吉見俊哉  杉田敦 
koochannさん 現代社会   読み終わった 

東日本大震災のただ中で津波が押し寄せてくる瞬間とその後の行政の揺れを書く酪農家・長谷川健一氏の文は、電気の恩恵を受ける読者自身が深い自責の念なくしては読めない。宮城県で子どもたちの塾頭を務める工藤博康氏の文章もまた、あの未曾有の災害とその後の深い悩みを感じる。いずれも行政が復興を急ぐあまりに忘れているものを告発される。この他、貧困・格差と闘い、沖縄での平和へ向けた闘い、安保法案廃棄を訴える路上での闘い、差別主義者とのヘイト・スピーチ&クライムとの闘い、ニューカマー保護、LGBTなど、いずれもが闘い。この時代も多くの翳を抱えている。いずれも当事者の心境がリアルに描かれている。

レビュー投稿日
2016年10月15日
読了日
2016年10月15日
本棚登録日
2016年10月5日
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