家族会議 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (2000年11月1日発売)
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本棚登録 : 18
感想 : 2

新感覚派の旗手である著者の本は「旅愁」を学生時代に読んだことがあるのみです。1930年代の東京と大阪の2都の株式の相場師の対決を軸に、主人公たち若い男女の恋愛模様が重なり、凝縮された密度の濃い小説の世界です。経済小説ともいうべき通俗小説野世界ながら、若い男女の生活ぶりは細雪を思い出させる当時のハイソサエティの芦屋・六甲山など神戸周辺の世界を描いてくれています。しかし、株式の世界は今も変わらないと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2013年8月18日
読了日 : 2010年8月19日
本棚登録日 : 2013年8月18日

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