直木賞作家ばかり続きましたので、久しぶりに芥川賞作家の本です。学生時代からの知り合いであった夫妻と友人。実は妻を巡る恋のライバルだった二人。20年ぶりの出会いで42歳の主人公たちの間に再び緊張が。若い叔父の後妻を交え、四人でダイビング仲間に。妻の語りではありますが、男性二人の心の動き(友情とライバル意識、誇りと屈折感)の描写が面白い。そしてミステリータッチで、真相が明らかに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2013年8月25日
- 読了日 : 2000年4月9日
- 本棚登録日 : 2013年8月25日
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