マイマイ新子

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本棚登録 : 79
レビュー : 13
著者 :
koochannさん 日本文学   読み終わった 

恋愛小説専科ともいえるような官能的な小説が多い著者にとっては新鮮な小説です。著者が「日本の赤毛のアン」を描こうとして自分の9歳の頃を主人公にしているのですが、その姿が大変懐かしい昭和20~30年代の思い出とともに浮かんできます。またトトロのサツキとメイの姉妹を思い出させるような妹との関係。そしてお爺ちゃん・小太郎の死で小説の最後が終わるのも印象的です。確かにこのような時代がかつてあったのです。TVはなく、外で子供だけの秘密の場所(この小説ではお爺ちゃんと2人の秘密)を作って、「ごっこ」をする。私自身も経験があります。やはりTVの普及が子供を変えてしまったのだということを痛感しました。マイマイ(つむじ頭)のゆえに、ややひねた?少女の位置づけが楽しいです。

レビュー投稿日
2013年8月24日
読了日
2004年12月26日
本棚登録日
2013年8月24日
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