第二次世界大戦中、軍隊の話でありながら、普通の戦争物とはちょっと違う。独特の味わいを持つ作品。
対立する日本軍と重慶軍。その間にはさまれる、現地ビルマ人。危ういバランスの人間関係が描かれていて、ノンフィクションのような雰囲気も。淡々としていながら、引き込まれるものがある。
『このミステリーがすごい! 2018年版』第5位とのことですが、推理小説感は薄め。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
軍隊/戦争/スパイの本
- 感想投稿日 : 2018年1月14日
- 読了日 : 2018年1月14日
- 本棚登録日 : 2018年1月14日
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