エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年7月21日発売)
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感想 : 47
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MI5の見立てに同意できなかったエリザベス女王は、秘書官補のロージーに頼んで、背景を調べていくが……。

シリーズ第1作。

オバマ大統領夫妻を招き、叙勲をし、さまざまな公務を精力的にこなす。
90歳の誕生日を目前に控えた、リアルなエリザベス女王が描かれていて、新鮮。

立場上、直接言えなかったり、動けなかったりする中でも、最大限相手のためになにかしようとする。
エリザベス女王がチャーミングで魅力的。

周りの男たちが、愛すべき老婦人を賢い我々がお支え申し上げなければ、と思っているのに、実はエリザベス女王の方が一枚も二枚も上手、という構図もコミカル。

フィリップ殿下との歯に衣着せぬやりとりも、楽しい。

事件そのものはさらっとしていて、ミステリよりは王室の描写がメインという感じ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2024年4月8日
読了日 : 2024年4月8日
本棚登録日 : 2024年4月8日

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