宛先不明 (講談社文庫)

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感想 : 2
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東京の印刷会社の男性が、秋田市内で殺された。
容疑者として浮かび上がった男には、東京・秋田間を移動しきれない、アリバイがあった。

鬼貫警部シリーズ。
学研の「産業推理小説シリーズ ミステリー9」の1巻として書かれた作品の、復刻版。

鬼貫警部が登場するまで、つまり推理に必要なエピソードを披露し終えるまでが、やや長かった。

鬼貫警部が登場してからは、一気読み。

地図、時刻表、一部が焼失した暗号めいた手紙など、ミステリらしい添付図もたくさん。

トリックも新鮮で、おもしろかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2021年9月6日
読了日 : 2021年9月6日
本棚登録日 : 2021年9月6日

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