『新明解国語辞典』の山田忠雄。
『三省堂国語辞典』の見坊豪紀。
ふたりの辞書編集者を追ったドキュメンタリー。
おもしろかった!
NHK特番が元なだけあって、検証が深い。
彼らの信念や功績を追うことで、辞書の歴史・問題点・特色などもひもといていく。
辞書の世界が深まる1冊。
もともとは一緒に『明解国語辞典』をつくっていたふたりが、なぜ決別したのか。
ふたりの確執もゴシップ的ではなく、あくまで辞書編集者としてのこだわりに付随する結果、という書き方。
『新解さんの謎』でも取り上げられた「一月九日の時点」の謎も解決して、びっくり。
小口にツメ(インデックス)がついているなど、辞書風のつくりも凝っていて楽しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
雑学
- 感想投稿日 : 2019年8月31日
- 読了日 : 2019年8月31日
- 本棚登録日 : 2019年8月16日
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コメント 2件
まことさんのコメント
2019/09/29
KOROPPYさんのコメント
2019/10/02