エアコン用の壁の穴から、突然聞こえてきた声。
男は〈未来の平野〉=〈シラノ〉だと言うが……。
SF恋愛小説。
変わり者のマンションオーナーに、クセのある店子たち。
ちょっとだけずれた空気感に、おかしみがある。
もともとヘンテコな感じだったので、SF要素が加わっても、すっとなじむ。
普段はへどもどしている平野と主人公の、ぽんぽんとした会話もたのしく、ほのぼのする話。
映画化もされてるよう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恋愛小説
- 感想投稿日 : 2019年11月12日
- 読了日 : 2019年11月12日
- 本棚登録日 : 2018年3月20日
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