名画のドレス: 拡大でみる60の服飾小事典

著者 :
  • 平凡社 (2021年7月16日発売)
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本棚登録 : 276
感想 : 18
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フランスを中心とする18~19世紀の絵画を題材に、服飾用語を解説した本。

とてもおもしろかった!

「拡大でみる」とあるように、キーワードにまつわる部分を拡大するのがポイント。
絵画全体を書籍に収めるようなサイズではわかりにくい、細部を鑑賞できる。

その細かさとリアルさに、画家の技量はもちろん、そのような服飾を実際に作り上げていた職人たちの技巧にも、驚かされる。

服飾の解説も、用語の説明だけではなく、流行の変遷や、文化の違いも踏まえていて、興味深かった。

母親が握りしめるための、子供服の背中につける紐(リジェール)。
現代も似たものが存在するが、すでに17世紀ごろには見られるとか。

突然どこかに走り出す子どもに苦労するのは、昔も今も変わらないのだな、と思う。

絵画の見方が変わる本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑学
感想投稿日 : 2022年7月16日
読了日 : 2022年7月16日
本棚登録日 : 2022年6月13日

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