中原中也の詩を読んでみたくて、でも解説がないとわかんないなと思って、これ読みました。
解説のおっちゃんは学者だろうけど、学者=オタクですね。
中原中也の原稿を見つめまくって、推敲の過程を分析して、
その含意を読み解くとか、マジでコア過ぎてワロタ。
でも、ここまで深く読み込むと本当に面白い。
中原中也って意外とふつうなんだよね、
彼女に情けない感じで振られたり、親との関係とか、子どもへの愛とか
エピソードが共感できるし、
その結果詠んだ詩がこれかと思うと、美しいし儚いし、
悲しげだけど心地よいリズムがあったりして、いいな~ぁと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年2月7日
- 読了日 : 2010年2月7日
- 本棚登録日 : 2010年2月7日
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