一年とおもう日の暮れ樹の匂う名前の駅で待ち合わせれば (硝子の駒)
塗り絵のように暮れてゆく冬 君でないひとの喉仏がうつくしい (遠近)
あとがきのように寂しいひつじ雲見上げて君のそばにいる夏 (晩夏抄)
時間の経過の見せ方とか、比喩のやさしくて切ない感じというか、物悲しさがステキだと思いました。
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- 感想投稿日 : 2021年11月7日
- 読了日 : 2021年11月7日
- 本棚登録日 : 2021年11月7日
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