停電の夜に - Interpreter of Maladies【講談社英語文庫】
- 講談社インターナショナル (2007年4月11日発売)
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感想 : 6件
ちょっとした意志の疎通の齟齬、片方にとっては割とどうでもいいこと。
ほんの少々の違和感を積み重ねて日常は続く。
そしてわずかな変化、きっかけで人は大きな決断をし、縁の糸を切ったり、ほかのものと結びなおそうと試みる。
舞台が日本でなくても、作者が日本人でなくても繊細な心の揺れ動きがさっぱりと語られているよい本だと感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外の作家
- 感想投稿日 : 2013年5月7日
- 読了日 : 2013年4月30日
- 本棚登録日 : 2013年2月27日
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