政と源

3.64
  • (179)
  • (526)
  • (491)
  • (62)
  • (7)
本棚登録 : 2923
レビュー : 508
著者 :
koshoujiさん 三浦 しをん   読み終わった 

七十歳を過ぎた老人二人の友情物語。
荒川と隅田川に挟まれた町に住む幼馴染の二人、国政と源二郎。
かたやお堅い元銀行員、かたやがらっぱちの簪職人と、生き方も性格も正反対の二人ながら、お互いの相手を思いやる優しい気持ちが何とも微笑ましい。
二十年後に自分がどういう状況になっているかなど到底想像できないが、こんな関係の友人がいたらまだまだ人生は楽しいことだろう。

源二郎の弟子の徹平やその彼女であるマミのキャラも魅力的で心地よい。
老人が主人公の話なので、じじむさく暗い話かと思って読み始めたが、読後感が非常に爽やかだ。
ところどころに飛び出すユーモアのある文章のセンスも抜群で、楽しく読める。
三浦しをんの小説はやはり面白い。

レビュー投稿日
2013年9月22日
読了日
2013年9月22日
本棚登録日
2013年9月22日
5
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『政と源』のレビューをもっとみる

『政と源』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『政と源』にkoshoujiさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする