蜜蜂と遠雷

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本棚登録 : 10337
レビュー : 1364
著者 :
koshoujiさん 恩田 陸   未設定

えー、作品のレビューではなく、
直木賞受賞会見を見て不思議に思ったことの雑感です。
もうしわけありません。<(_ _)>

一昨日の夜、いつものように「ニコニコ動画」で芥川賞・直木賞受賞作発表及び会見の生中継を見ていた。

仙台市出身の恩田陸さんが『蜜蜂と遠雷』で受賞。
おめでとうございます。
会見では、当然の如く(笑)河北新報の女性記者が質問した。

著作の経歴には殆どが仙台市出身と書かれているので、てっきり恩田さんは仙台生まれだと思っていたのだが、青森生まれだった。
両親が仙台生まれで、今でも実家は仙台にあるらしい。
そこで不思議に思ったのは「じゃあ、出身とはどういう意味なのだろう?」ということだ。

調べてみると
出身=その土地・身分などの生まれであること。その学校・団体などから出ていること。「九州の出身」「民間出身の閣僚」「出身校」
※デジタル大辞泉による
ということらしい。

恩田さんは仙台市立五橋中学校(当時は私の台原中学校の永遠のライバル校でした)に2年間在籍していたので仙台出身と呼ばれるらしい。
ただし父親が転勤族だったので、上記の「出身」という意味を当てはめれば、青森市、松本市、富山市、秋田市、仙台市、水戸市など全てが出身地になるはずだ。

恐らく6県の各地方紙(東奥日報、信濃毎日新聞、北日本新聞、秋田魁新報、河北新報、※水戸市は茨城新聞の購読比率が11%と低く朝日・読売のほうが多く読まれている)で出身者の受賞として大きく取り上げられたに違いない。でも、実家は仙台にあるということなので、仙台が最も密接な感じである。河北新報様、良かったですね。

全く話は変わるが、恩田さんが酒のつまみで好きなのがなとりの「チーズ鱈」。10数年前、新聞のコラムに書いていたので、お礼にチーズ鱈を箱で送ったら、当然の如く手紙が来た。朝日文庫「作家の口笛」でも『贅沢なチーズ鱈』として、そのことに触れている。

ちなみに第2回本屋大賞を受賞した青春小説の名作「夜のピクニック」は水戸一高在籍時に彼女が参加した学校の伝統行事である24時間長距離ハイクがモチーフとなっている。

この作品は高校生がひたすら歩き続けているだけのストーリーなのだが、一緒に歩く仲間が入れ替わったり、そこでの会話や行動などで、青春の痛みや輝き、人の温かさ、友情の尊さなどを知り、高校生たちが成長していく物語である。よくぞこの退屈なシーンの連続だけで、ここまで書いたものだと感動できる素晴らしい作品です。
新潮文庫になっているので、未読の方は読んでみてください。お薦めです。

註:直木賞を受賞した恩田陸さんの経歴を細かく調べ、ウイキペディアに加筆しましたので、是非ご覧ください。<(_ _)> 

恩田陸
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E7%94%B0%E9%99%B8

下記は、新しく更新したWIKIより抜粋───
両親とも宮城県仙台市出身で、現在も同市に実家があるが、父親の転勤に伴って幼少時からたびたび転居した。恩田の本籍は仙台市にあり、公式プロフィル上も仙台市出身となっている。「宮城県生まれ」と書かれることもある。
恩田は1964年(昭和39年)10月25日、青森県青森市で生まれ、幼児期を長野県松本市で過ごした。1972年(昭和47年)に富山県富山市に移り、小学2年から5年まで富山市立五番町小学校(現中央小)に通った。1976年(昭和51年)に秋田県秋田市に移り、小学5年の終わりから卒業まで秋田市立旭北小学校に通った。1977年(昭和52年)に仙台市に移り、仙台市立五橋中学校入学時から2年間通った。1979年(昭和54年)の中学3年時から茨城県立水戸第一高等学校卒業まで茨城県水戸市で過ごした。
1983年(昭和58年)に早稲田大学教育学部(東京都)に入学。(以下省略)

レビュー投稿日
2017年1月21日
本棚登録日
2017年1月21日
9
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『蜜蜂と遠雷』のレビューへのコメント

杜のうさこさん (2017年2月23日)

センパイ、こんばんは!

ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
まだ完全復活というわけではないのですが、
体調もなんとか落ち着いて、ようやくPCに向き合えるようになりました。

先ほど久しぶりにセンパイのブログにお邪魔したら、
河北新聞社ネットサービス廃止というようなことが書いてあって!
まだじっくりと読ませていただいてないんですが、
もうブログができなくなってしまうのですか?
そんな…ひどいことって、あってもいいのでしょうか?

杜のうさこさん (2018年2月6日)

koshoujiさん、こんばんは~(^^)/

旅の帰途に私を思い出して下さってありがとうございます。嬉しいです!
お忙しいといけないので、こちらにお返事しますね^^

昨夜、寝る前にPCを開いたら、久しぶりに私の大好物のプレゼントが!
フェリーの中とお聞きしただけで、その先の展開にワクワク(笑)
あぁ、もう眠れなくなるほど楽しませていただきました♪

>何故に旅行に出る度にこんなハプニングが毎度起こるのでしょうね、不思議です。
センパイそれはきっと…
それを楽しみに待っている悪魔がここにいるからです(笑)。

そしてその後、暫しの葛藤のあと(早く寝ないと美容に悪いし…)
(でもこれだけ笑ったから若返ったはずだ・笑)
そして読みたい欲望に負けてYahoo!ブログにお邪魔しました。
そして、そのまま日付をまたぐことに。
ブログは訪問者の足跡がつくのですよね?
深夜の長期滞在者はワタシです(^^♪

でも、久しぶりにセンパイの文章を読むことができて、本当にうれしいです。
やはり私は、センパイの紡ぐ文章が好きなんだなぁと改めて思いました。
人生について深く考えさせられたり、しんみりとさせられたり、
そうかと思うと、ぷっと吹き出してしまったり、お腹の皮がよじれるほど笑わせていただいたり…
今また、カンチョウさんを思い出してしまいました(笑)

あ、遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます!
少し年下なのに生意気ですが、私も最近は今までの人生を振り返ったり、
この後の生き方とかをよく考えるようになりました。
ひ弱なせいで、まさかこの年齢まで生きられるとは思ってなかったので、感慨深いものがあります。
最近は「生かされている」と思うようになりました。
だから一日々、精一杯生きなくちゃいけない
と、自分に言い聞かせています。

久しぶりにお話できて嬉しかったです。
楽しい時間をありがとうございました。
ブログも楽しみにしています。(*^-^*)
お忙しくて、体調をくずされませんように。

まいけるさん (2019年1月7日)

私も「夜のピクニック」経験者なので恩田さんの作品は好きです!蜜蜂と遠雷も読みたいです。長くてめげちゃいそうですが。

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