この本も「近代」を脱構築しようとする言説内容であるが、なぜかそのことを断っていない。断りがあるのとないのとでは、読者にとって本に向かう姿勢がずいぶんとちがうのにである。とくに哲学の素人である一般には、その断り書きは必要である。なぜなら、ほとんどの哲学書、ギリシャ時代を除くと、近代を再考し直すものばかりだからである。
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思索
- 感想投稿日 : 2010年4月21日
- 読了日 : 2010年4月21日
- 本棚登録日 : 2010年4月21日
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