インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日

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本棚登録 : 915
レビュー : 171
著者 :
kotakikuchiさん 旅行   読み終わった 

世界に足を運ぶということはどういうことなのかというイメージを打ち砕く上で強いインパクトのある作品だった。一人の女性がユーラシアの大地を踏みしめ、等身大の目線で世界を切り取り、現地で知り合った気さくな人たちと肩を組んで笑い合い、邪な目で旅行客をカモにしようとする輩をもう一方の手で威嚇する。そんな壮絶な旅行記が私の“旅行”に対するきらびやかな既成概念を打ち砕いた。物語の中には、それでも世界を嫌いになることなんてできなくさせる程の魅力的な人々がたくさんいて、著者の様々な出会いは旅行に思いを馳せる心を揺さぶり、文章を読むだけで世界各国の情景を鮮明に想像できるようだった。
世界に対する見方が変わると同時に、新たな視点を与えてくれたような気がする。実際に旅行に行くことは叶わなくとも、世界の多様性・貧困・国際支援の是非に一石を投じるには十分すぎるくらいの内容だと感じた。

レビュー投稿日
2012年8月26日
読了日
2012年8月26日
本棚登録日
2012年7月23日
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