地獄楽 11 (ジャンプコミックス)

4.00
  • (2)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 140
レビュー : 2
著者 :
小鳥遊ひよのさん 漫画   読み終わった 

盤古と一体化した天仙・ヂュジン。追加組との戦場になっていた島は、再び混沌の渦の中へ落ちていく。もし朝を迎えて盤古が咲けば、島にいる人間がみな花化するというギリギリの状況へ。それぞれの正義や士道を持ちながらも、新しい共闘関係が生まれる。最初からいがみ合っていた画眉丸と弔兵衛が「失うものがある」という点で信頼し合ったところが熱いよね。士遠とヌルガイが師弟関係ではなく相棒へとステップアップしたところもいい。

盤古の撃破計画を持ちかけた十禾。のらりくらりとしたその性格に秘められた本性と実力が明らかに。獲物が竹光であの戦闘力とか、規格外すぎる化け物がここに来て登場。これまでも人外がたくさん登場してきたけど、「物の原理が視える」のは圧倒的では…。殊現の強すぎる正義感と対照的な利己的に揺らめく十禾の思考。前門の殊現、後門の十禾。どっちと争ってもろくなことにならなさそうでヤバい。この二人がガチバトルして共倒れしてくれたらありがたいんだけどなあ。

そして、最狂の刺客・シジャとの対決!画眉丸を知り尽くしたシジャの強さも恐ろしい。画眉丸の「普通に生きたい」という言葉が胸に刺さるね。死に魅入られたシジャと、そこから抜け出そうと命を燃やす画眉丸。心を折ろうとした絶望の言葉で与えられた希望。佐切が察して笑顔になるシーンも好き。
普通を勝ち取り、それを守る人生という名の戦い。画眉丸には絶対に再会を果たしてほしいね。

レビュー投稿日
2020年9月10日
読了日
2020年9月10日
本棚登録日
2020年9月10日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『地獄楽 11 (ジャンプコミックス)』のレビューをもっとみる

いいね!してくれた人

ツイートする