昨年12月28日に86歳で亡くなった女優高峰秀子さんの自伝。5歳から働き苦労の連続だったが頭のよさと潔さに敬服する。「俳優もスタッフも、だれかれの区別もなくみんなが平等に一本のクギであった。監督の命に従って、空に描く楼閣は、一本一本のクギにささえられ、作品として完成する」高峰さんの遺志を継ぎ、映画界に長年貢献した裏スタッフの表彰などを目的としたNPO法人「1本のクギを讃える会」を設立するそうだ。
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- 感想投稿日 : 2011年3月12日
- 読了日 : 2011年3月12日
- 本棚登録日 : 2011年3月12日
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