「なぜ人を殺してはいけないのか」の続編。また新たなテーマを解説している。
現在日本は自由な社会になり、それなりに豊かに暮らしていけるために「自分探し」なんてものがキーワードとして出てくる。
人間は社会的な生き物であるため自分探しもなぜ働くのかも社会的人格としてのアイデンティティを承認されることがポイントとなる。
序章の人間の「意識」「思想」「倫理」についての解説はとてもわかりやすかった。
ただ哲学書であるため少々難解な点もあった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2010年11月25日
- 読了日 : 2010年11月25日
- 本棚登録日 : 2010年11月25日
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