http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-03719-4
自転車に取り付かれたおじいさんが西へ東へ、北から南へ、東京中を自転車で漕ぎまくるエッセイ。ちなみに著者は喜寿を迎えてます。
実際に走ったことのある道路や場所も出てきて、読んでいて楽しかった。
何度も「ニヤっ」とさせられる語り口が好きです。
「自転車にまたがると、このままこいでゆけば青森にでも下関にでも行けると思う。ひそかに胸が躍る。」(p38)
「映画「大脱走」でスティーブ・マックイーンはオートバイで逃げる。ジェイコムズ・コバーンは自転車で逃げる。逃げおおせたのはコバーンである。」(p38)
→要確認
「天気が良ければ、人間というものはどこかに自転車で出かけるのがふつうであって、・・・」(p168)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年10月9日
- 読了日 : 2011年10月9日
- 本棚登録日 : 2011年9月22日
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