亡き両親の莫大な借金と4人の妹たちを抱える貧乏なキティ。しかしそのバイタリティーと知恵と機転だけを武器にロンドンへ裕福な夫を見つけに向かい、なんとか社交界に潜り込む。そこへ現れたのは「結婚を申し込むはずの弟」を何とか阻止しようとする兄ラドクリフ伯爵。このふたりの丁々発止の会話がとても面白い。ストーリーの最後に向かって、目が離せなくなる目まぐるしい展開になる。続きが読みたい。ただし他イギリス社交界ロマンスに見られるようなうっとりベッドシーンは皆無。残念?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
リージェンシーロマンス
- 感想投稿日 : 2024年9月13日
- 読了日 : 2024年8月21日
- 本棚登録日 : 2024年9月13日
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